11/15

「時分割ライティング撮影」をアップ。

11/9

Adamo XPS 正式発表



 ついにその正体を現したAdamo XPS。
 驚異的に薄い上、Core2 Duo、DDR3 4GB、SSD 128GB、LEDバックライト液晶というハイスペック構成。
 そして、その変態的とも言える開き方にゾクゾクします。
 
 engadget Japaneseで紹介されているサイトにプロトタイプや分解写真がありました。
 よくパーツが入ったな、と驚くばかり・・・
 技術者に敬礼です。

 流石にファンレスではありませんが、Atomで妥協しておけば可能だったのでしょうか・・・
 しかし、そんなゼロスピンドルへのこだわりも「ま、いっか」と軽く思えるくらい素晴らしい出来です。

 「Adamo」というのはラテン語で「恋に落ちる」を意味するそうですが、言葉通り、惚れ込んでしまいました。

 人生初のノートPCはAdamo XPSとなりそうです。

 Dellの熱きチャレンジ精神に乾杯。

11/3

天使と悪魔/ダ・ヴィンチ・コード ブルーレイ ダブルパック



 天使と悪魔はすごく気に入っている作品で、劇場で観たときからブルーレイ版の発売を楽しみにしていました。
 ダ・ヴィンチ・コードも久々に観たくなったので、セットになっているほうを買いました。


■ダ・ヴィンチ・コード



 劇場で観たときは、話が消化しきれず、目まぐるしく変わる展開や雰囲気を楽しみました。
 今回は気になるシーンを繰り返し見ることで、セリフの意図する内容を理解できたりして、以前よりも話を楽しむことができました。
 冴えてる人は一発でささっと理解するんでしょうけど、自分は何事も理解の仕方がのんびりで・・・(汗)

 以前は特に宗教に対する興味があまりなく、非合理、不可解といったネガティブな印象がどうしても支配的でした。
 しかし、最近、堺屋太一氏の「知価革命」や中谷巌氏の「資本主義はなぜ自壊したのか」といった書籍を読み、現在やこれからの社会を考える上で、太古の昔から続く人間社会の歴史や、その流れの中で宗教が如何にして台頭してきたかが非常に参考になると分かっておもしろかったです。

 だから今回はより興味深く鑑賞できましたし、劇中の「何を信じるかだ」という言葉がすごく重く感じられました。
 社会をかたちづくるのは権力や技術以上に、それに属する人間の価値観であるということ。宗教はもちろん、経済でもそれは変わりません。

 トム・ハンクス扮するラングドン教授の謎解きの演出は、以前も今回も変わらずかっこよくて見応え抜群でした。


■天使と悪魔



 劇場では2回観たので、今回が3回目の鑑賞です。

 感想は概ね以前書いた通りですが、やはり見せ方、音楽が素晴らしくて、終盤のクライマックスのシーンでは鳥肌が立ちっ放しでした。

 あと、最初のほうで、人ごみの中にいる殺人者や、後半で登場する重要な建築物がチラっと映されているのに気付き、にくい演出だなぁと思いました。
(3回目にして初めて気付きました・・・)

 音楽が素晴らしい本作ですが、その中でも特に「Science And Religion」は感動的で本当に素晴らしいです。サントラで何度も何度も聞いています。ハンス・ジマーの数ある名曲の中でも、これが一番好きです。
 この曲はサターンV打ち上げの映像とよくマッチするんです。宇宙開発の感動を彩るに相応しい名曲です。
 科学の窮みとも言えるアポロ計画と、そのとき宇宙飛行士が体験した宗教的ともいえる神秘体験。示唆的な曲名ともよくマッチしています。

 それにしてもやはりブルーレイの画質はすごいです。劇場で2回目を観たときは、DLPによる投射で、とてもシャープな画でしたが、それと比べて全く遜色がなく、圧縮に起因するアーティファクトも全然見られません。
 残念なのは、映しているディスプレイKDL-40F1が、液晶の特性上、完全な黒を表現できないことです。本作は黒が非常に効果的なシーンが多いのですが、部屋を暗くして観ていると、どうしても若干黒が浮いて見えてしまいます。
 いつの日か大画面有機ELディスプレイの完全な黒で鑑賞したいです。

10/29

AresI-X 打ち上げ



 コンステレーション計画のはじめの大きな一歩とも言えるAresI-Xの打ち上げが成功しました。

 打ち上げの瞬間を見ようと、先日からずっとNASA TVに張り付いていたんですが、天候不良のため打ち上げ延期が続いていて、やっと打ち上げられたときは感無量でした。



シャトル引退後はアレスシリーズが活躍することに。
象徴的な一枚です。

10/24

大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット 下見



 先日、ニュースサイトでサターンVの模型が発売されることを知りました。
 東京の丸の内オアゾで展示されているとのことだったのですが、急遽、仕事で東京に出張することになったついでに見に行ってきました。



 ありました!
 やはりデカい!
 すごい迫力です。





 細かいところまでしっかりと作り込まれています。

 あのアポロマニアックスさんも監修に参加しているそうで、相当に気合いが入っています。

 文句なしに素晴らしい出来栄えに感動です。
 購入決定です。

 置き場所どうしよう(汗)




 同じく丸の内オアゾ内にある「宇宙航空研究開発機構 情報センター JAXA i」も覗いてきました。



 最も印象的だったのが、H-Uロケットで使われているエンジン「LE-7A」です。



 燃焼試験で使用された実物です。
 かなり大きいです。





 上部では配管がとても複雑に入り組んでいます。

 スタッフの方が、このエンジンといっしょに僕の写真を撮ってくださって、良い思い出になりました。

10/18

アンチャーテッド 〜黄金刀と消えた船団〜



 前作では素晴らしいグラフィックを見せてくれましたが、今作でも期待通り様々な情景を楽しませてくれました。



 なかでも驚異的だったのが、この村です。



 大自然に囲まれていて、とても気持ちのイイです。



 ボールで遊ぶ子どもたちの笑い声やヤクの鳴き声、どこかで大工をしている音などの環境音が、BGMなしで、とても自然な感じで聞こえます。リアルなグラフィックと相まって、その場の気温すら感じられそうなほどです。
 音響の重要性を感じます。



 遠くに見える山は、大気のレイリー散乱による青掛かりが表現され、距離感を感じます。
 日向、日陰が高コントラストで、屋外の暖かな陽を受けている感じが出ています。
 その暖かな陽が地面で照り返り、建物の中を照らしています。



 陽の照り返りによる大局照明感は、この鶏を見てもよく分かります。



 こちらは照り返りのほか、立て掛けられている木材にアンビエントオクルージョン表現が施されていることが分かります。カメラを動かすと、低解像度独特のチラツキが若干見られることからSSAO(Screen Space Ambient Occlusion)での実装と思われます。



 テクスチャの緻密さも尋常ではなく、建物のリアリティを相当に高めています。
 そして人物もとてもリアル。村の人たちはプレイヤーキャラのネイトに興味を示し、近くを通るとこちらを向いて声を掛けてくれたりします。ネイトも(言葉が通じないものの)それに自然に対応します。昔ながらの「話す」ボタンを押す処理などは一切なしです。この自然感がたまりません。
 こういう自然さの演出はグラフィックなどの見た目と並んで、ゲームの進化を感じさせてくれます。



 逆光気味の陰影もイイ感じです。
 空も鮮やかでキレイ。本作は全体的にカメラなどで施される、記憶色を考慮した色彩表現が見られ、とても鮮やかな見た目となっています。



 髪の毛もリアル。
 銃の柄の作り込みもかなりのもの。





 雨もすごいです。
 雨粒が地面に落ちて散る様子や、雨水が壁面や階段で流れ落ちていく様子が表現されています。



 雨粒が作り出す複雑な波紋を法線アニメーションで表現。







 今作は列車のシーンもあります。
 景色がキレイで楽しいです。



 影は定番の深度シャドウマップ技法で表現。



 影の周辺がボヤけていることから、PCF(Percentage Closer Filter)やVSM(Variance Shadow Mapping)を使っていると思われます。
 輪郭に若干ディザっぽさが見られますが、これがエイリアジングをさらに抑えてそうです。ディザ自体は前作と比べて控えめですが、その分、上記のソフトシャドウ表現との融合で効果を高めているのかもしれません。



 光源からのベクトルが掠める部分で起こる毛羽立ちも、ソフトシャドウ効果である程度緩和されています。


 前作からさらにパワーアップしたグラフィックス。それに大きく貢献したのは、Cellプロセッサだったようです。
 ムービーで収録されている開発者の話によると、今回は前作よりさらにCellの力を引き出し、ほぼ100%の能力を使ったそうです。アセンブラもたくさん使ったとのこと(ひぇ〜)
 興味深かったのは、グラフィックのポストプロセッシング(被写界深度表現などの各種ブラー処理など)をRSXではなく、Cellにやらせていることです。
 ゲームをやっているときは、G70相当のGPUでここまでの絵が出せるのか、と信じられない気持ちでしたが、Cellの力を借りることでRSXはその他、頂点やラスタライズの処理に専念できる、という方針を聞いて納得でした。
 (そういえばそんな話がゼンジーさんの記事であったのを思い出しました(汗))

 そして、その演算リソースの土壌をフルに活かして表現される絵を作ったアーティストの仕事の質の高さも讃えられるものです。
 今作も壮大な構造物や造型、尋常でない描き込みのテクスチャによるリアルな質感など、たっぷりと楽しませてもらいました。

 ゲーム内容もおもしろくて、ミステリアスな展開にワクワクしましたし、当初は少しずつゲームを進めていくつもりだったのが、先が気になってしょうがなくなり、夜遅くまでひたすらプレイしてしまいました。

 技術的にもゲーム的にも、期待以上の楽しみを提供してくれた本作ですが、特に冒頭で紹介した村のシーンは驚愕に値しました。
 実は、2、3年前にこんな夢を見たことがありました。
 ドラクエなどで出てくるような定番の村の中に一人称視点で歩いていて、家や仕事をする人たちの様子のあまりのリアルさと、それらを照らす夕陽の光とそれによる印象的な陰影のあまりの美しさに息を呑みました。
 この夢から醒めた後、このレベルの体験をゲームでできる日が来れば、どれだけ素晴らしいだろう、としばらく余韻に浸っていました。
 本作の村のシーンは、夕陽ではないものの、あの夢のレベルに等しいクオリティを実現していました。本当にその場に居て観光しているようでした。
 早くも夢が現実となり、驚きと興奮でいっぱいです。
 「ヤバい、これはマジでヤバい・・・」と何度もつぶやいてしまいました(笑)

 ここで紹介した以外にも、氷雪のシーンや、物語上重要となるある場所など、心奪われる絶景を楽しめます。

 人類の、自然を理解、表現しようとする欲求はどこまでいくのでしょうか。

 これからも3Dグラフィックスの進化に期待です。

10/14

Adamo XPS



 VAIO Xに感動していた矢先に、DellからスゴいノートPCの情報が(汗)
 何と厚さ9.99[mm]!



 開き方もかなり斬新。液晶はどっち側か?という疑問が挙がっていますが、僕は上側だと思います。その場合、キーボードに傾斜ができて、膝上でも使い易そうですし、写真の置き方を素直に見てもそうなります。

 コケそうじゃない?という意見もありますが、おそらく重い主要部品はヒンジより奥の部分に詰まっていて、上の写真のように置いてもたいしたモーメントにならず、キーボード部の重さの分布加重によるモーメントで容易に打ち消せるのではないかとみています。

 Adamo XPSは、VAIO Xに比べて、下の概略図のような構造になっているのではないかと予想しています。



 基板部の高さは現実的に考えて10[mm]ほどが限界とみて良いと思います。
 VAIO Xは構造上、その上に液晶がくるため、いくら薄いといっても、その分はしっかりと厚みが増します。
 一方、Adamo XPSは横に並ぶカタチで液晶を配置しているため、基板部の厚みがそのまま全体の厚みとなります。昔のワープロを彷彿させる構造ですが、薄型化のために現代ノートPCで適用されたところがおもしろいです。

 何よりも革新的なのは、液晶と基板等の本体部が一体で、キーボードが独立したパーツとなっているところです。これにより上面を押し上げると、上の写真のようにキーボードが傾斜しながら開くことになります。
 また、普通のノートPCと違い、基板部がキーボードから離れるため、操作中に熱く感じないのでは、という意見があり、なるほどと思いました。
 さらに、基板部の上面、下面ともに空気に触れるカタチになることから、放熱面でも効果的なのでは、とも思います。

 デザインも、側面を見る限り、すごくかっこよく感じます。
 こちらに下面の画像がありますが、開いたらどんなふうに見えるんでしょう?気になります。

 Dellは以前にも斬新でカッコイイ液晶ディスプレイ「Dell Crystal」を出しています。そのときは既に、より大型の画面に慣れてしまっていたので購入には至りませんでしたが、そうでなければ絶対に買ってました。
 デザインに凝りだしてからのDellはすごく好きです。

 Adamo XPSはさらなる情報を待ちますが、ここまで心惹かれるキワモノは久々でワクワクします。実に楽しみです。

10/12

VAIO X



 MacBokk Airが出たときに思いました。「X505を作ったソニーなら、これを越えてくるはず」と。
 画面サイズが違うので単純に比較できないとはいうものの、期待通り驚異的な薄さを実現してきました。



 13.9mmという薄さは、当方が所持している携帯電話「N905iμ」とほぼ同じ。にわかに信じられません。

 開発者インタビュー(上)
 開発者インタビュー(下)

 電気設計から機械設計に至るまで、限界に挑戦している姿勢が伺えます。

 1昨年前まで、仕事で初めて電子基板設計に携わったのですが、配線レイアウトや実際の基板起こしを外部の業者さんにしてもらう際のやり取りで、現代の多層、高周波駆動基板作成のあまりのシビアさ(差動信号の配線長、配線部を含めたインピーダンス整合、ノイズ、基板の反り、BGAデバイスの取り付けなど)に呆然としたことがありました。
 それだけに、上記インタビューの話には圧倒されます。

 機械設計にしても、コネクタをほとんど新規で起こしたり、LANの口を折りたたみ構造にしたりと、通常では考えられない対応です。
 LANの蓋の強度問題では「壊れる前に取れてしまうようにしよう」という素晴らしい発想で回避しています。
 すべてが組みあがった状態で初めて剛性がしっかりと出るという芸術的造りにも感動。



 Xバッテリの独特の形状は、苦肉の策だったようですが、冷却や膝上での使用などでは効果的ですし却って良かったのではないかと思います。見た目も個人的には好みです。

 値段も、X505が約30万円だったのに対し、今回は約11万円という安さ。ネットブック台頭の影響は大きいようです。

 すごく魅力的ですし、触りたいと思うのですが、当方はライフスタイル上、ノートPCを使うことがほとんどありません(汗)何か使うことがないか無理に考えてみます(笑)それくらいそそられる製品です。

 もし今後、これくらいの薄さで、空冷ファンすらない完全ゼロスピンドルな上、有機ELディスプレイ搭載のノートが出たとしたら、使う理由の有無など関係なく買います。その存在を所有すること自体に対価を払う価値があります。(出して欲しいなぁ・・・)

 今回のVAIO Xからはソニー魂をひしひしと感じます。これからも電子ハードウェアの総合芸術メーカーとして突っ走ってほしいです。