7/30

濃い青の空



濃い青色の空を撮影するにはどうすればよいかを以前から調べていて、太陽の反対側を撮るとよいとこが分かっていましたが、最も濃くなるのはどうも天頂付近のようです。

日中は空全体的に短波長の青が散乱(レイリー散乱)されることにより、基本的には青いです。
しかし水平線方向になるほど光が届くまでの距離が長くなり、夕焼けと同じ原理で青成分が多くの散乱を経て大きく減衰します。
その結果、観測者に届く赤成分と青成分の偏りが減るため、白味がかった青になっていくのではないかと思います。
上の写真で水平線付近の雲が若干赤みがかっていることも青成分減衰で説明できると思います。
他にも、大気中の水滴による散乱(可視光のどの波長も同程度に散乱するミー散乱)成分が増えているのかもしれません。

そして太陽のある側は強い直接光がある関係で、それが散乱する割合が増えたりカメラの測光が一意に定まりにくかったりして濃い青が出にくいのではないかと思います。

よって、太陽が少し落ちる時間帯に天頂付近から太陽の無い側への範囲が濃い青の空を撮るのに良いのではないかと思います。

上記の考察は自分で勝手に考えただけなので全然違うかもしれません(汗)


6/30

ディスカバリーチャンネルDVD
アップル再生 iPodの挑戦





iPodにはnike+でお世話になっています。

アップルは
iTunes → iPod → iTMS → iPodラインナップ拡充
という他社の追随を許さない最強コンボで音楽業界を変革させました。
このDVDは、その様子をお洒落な音楽をバックにテンポ良く説明しています。

音楽業界変革の先導的役割を担ったのがスティーブジョブズです。
直感的で扱い易いインターフェイスへのこだわり、そして開発現場や宣伝活動の場に積極的に参加する姿勢は、ゲーム業界を変えた任天堂の岩田社長にも見受けられるなぁと思いました。

このDVDを見た影響で、ジョブズの生い立ちやこれまでの経緯が事細かに書かれた書籍「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」も読みました。
(DVDはこれの10章以降をダイジェスト映像にしたような内容になっています)
心理学において、Aggressive(攻撃的)、Active(多動的)、Ambitious(野心的)等々「A」で始まる単語の行動性質を「タイプA行動パターン」といいますが、ジョブズはその典型的人物です。
その名の通り激しい行動を取る人物で、時にはトンデモな言動もあったりしてびっくりしました。

すごい人というのは往々にして変わり者だとよく言われますが、自分の興味、感性に忠実になり、それにより生まれる目標に邁進するというところはジョブズに限らず多くの偉人に見られることです。
そういうところは見習えるかなぁと思いました。


6/9

空写真のレタッチ

自分が撮った空の写真を、5/18に紹介した映画「ミシェルヴァイヨン」のような渋い絵にしたいなぁと思って、トーンカーブをいじったりと色々試してみたんですがうまくいきません。



そんな時、本屋で見つけた「Web Designing」という雑誌に良い方法が載っていたので購入しました。

以下に紹介する方法は白黒レイヤーを利用するという要を引用しつつ自分なりの調整を加えたものです。
(雑誌ではPhotoshopCS3を使った説明をしていますが、以下の説明は自分が使っているPhotoshop6.0でのものです)



元画像。



元画像をコピーしたレイヤーを作成し、彩度を落としてグレースケール画像にします。



グレースケール画像の合成方法をオーバーレイにします。



雲の部分が全体的に白っぽいので、グレースケール画像のトーンカーブをこのように調整します。



雲のコントラストが改善され、空の紺色具合も強くなってイイ感じになりました。



最後にグレースケールノイズを若干加えて映画のフィルムグレインっぽくして完成です。

明るい空写真をこのような強い紺にするには、暗くしたりでさらなるトーンカーブ調整を施さないといけませんが、ヒストグラムを大きく乱すので諧調が粗くなりノイズも立ちます。
多bit諧調のRawデータから加工すると良くなると思いますが、何より撮影の段階で濃い空を撮ることが肝要でしょうし、そのコツをつかめるようになりたいです。


6/2

ディスカバリーチャンネルDVD
彗星衝突計画 ディープインパクト





探査機から衝突体を放出し彗星にぶつけて爆発を起こし、その様子を探査機が捉えることで彗星の成分等を解明しようとする計画です。

色んな点でスケールが度肝を抜いています。
1億3000万km離れた場所で10万km/hの速度で移動する彗星に衝突するのに、打ち上げの時点から1秒の遅れも許されず、衝突の瞬間を捉える探査機のカメラの角度は1/3600度の精度が求められます。
部品の鏡の加工精度も相当で、0.01mmのズレが宇宙では10万倍に拡大されてしまいます。
これほど緻密な計画を成功させるなんてすごすぎです・・・

衝突体は彗星と約10万km/hの相対速度で対峙したとのことですが、これは秒速にして約28km/sで、先日紹介したICBMの約数km/sとは比べ物にならない速さです。
数ヶ月前に、制御不能になったスパイ衛星をミサイルで撃墜するニュースがやっていましたが、あのミサイルは弾道ミサイル迎撃用のスタンダードミサイルと呼ばれるものです。
ディープインパクト計画に比べたらICBM迎撃は容易いものなのかもしれませんね。
(ミサイル発射に対する即応性や準備期間など単純には比べられないでしょうけど)

1957年に打ち上げられた史上初の人工衛星スプートニク1号の成功は「いつでもあなたの国に核を落とせますよ」という強烈なメッセージが込められていましたが、当時ほど露骨ではないにしてもディープインパクト計画もそういう軍事的優位をアピールする側面を持っているのかもしれません。

しかし、ミサイル防衛の進展がロシアを刺激してしまって、欧州全体をミサイル射程圏に収めると言い出したようです。
撃たれたらおしまいの時代ではなくなり、下手に無効化できるぞと挑発すると、抑止力として機能しなくなってしまうのでは、と心配になってしまいます。

最も核戦争勃発に近づいたと言われるキューバ危機は歴史的に興味深い事件ではありますが、同じような体験はしたくないものです。